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2024年度 日本消化管学会学会賞受賞者

受賞賞 受賞者名 (所属:執筆時)
受賞論文タイトル
受賞論文掲載雑誌名、年、巻、号、ページ
文献のURLアドレス
(許可が得られた論文のみリンクを貼っています)

(敬称略)

2024年度 日本消化管学会学会賞受賞者8名

最優秀賞
(臨床部門)

 

津田 一範
(神戸大学 大学院医学研究科 内科学講座 消化器内科学分野)

Long-Term Outcomes of Endoscopic Submucosal Dissection for Early Remnant Gastric Cancer: A Retrospective Multicenter Study
Digestion 104: 381–390, 2023 
https://karger.com/dig/article-pdf/104/5/381/4112248/000530218.pdf
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受賞者からのコメント:この度は名誉ある消化管学会最優秀賞を頂き、大変光栄に存じます。選考委員長の山本 博徳先生をはじめ選考委員の先生方に厚く御礼を申し上げます。本論文は術後残胃に発生した早期胃癌に対するESDの長期予後を検討した多施設共同研究です。あらためて論文の執筆にあたりご指導いただいた田中 心和先生をはじめ、研究にご協力いただいた各施設の先生方に心から感謝いたします。今回の受賞を励みとして今後も臨床・研究に一層精進したいと思います。

最優秀賞
(臨床部門)

 

藤田  穣
(川崎医科大学総合医療センター 検査診断学(内視鏡・超音波))

LONG-HOSP Score: A Novel Predictive Score for Length of Hospital Stay in Acute Lower Gastrointestinal Bleeding – A Multicenter Nationwide Study
Digestion 104: 446–459, 2023
https://karger.com/dig/article-pdf/4112280/000531646.pdf
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受賞者からのコメント:このたびは最優秀賞(臨床部門)という名誉ある賞を賜り、大変光栄に存じます。学会理事長の永原章仁先生、選考委員長の山本博徳先生をはじめ、関係各先生方に厚く御礼申し上げます。本研究は日本大腸憩室研究会を主体とした下部消化管出血に関する全国規模の多施設共同研究(CODE BLUE-J study)の一環として行われた臨床研究です。データ解析や論文執筆に際し、直接御指導を賜りました、東京大学 青木智則先生、東京医科大学 永田尚義先生、日本医科大学 貝瀬満先生をはじめとする日本大腸憩室研究会の先生方、ならびにCODE BLUE-J studyに携わったすべての方々に深謝申し上げます。今回の受賞を励みに、日々精進したいと思います。

最優秀賞
(基礎部門)

 

川崎 裕香
(大阪医科薬科大学 第2内科)

Relationship between Chemotherapy-Induced Diarrhea and Intestinal Microbiome Composition 
Digestion 104: 357–369, 2023
https://karger.com/dig/article-pdf/4112096/000528282.pdf
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受賞者からのコメント:この度、このような名誉な賞を受賞することができ、非常に光栄です。
自分一人では絶対になしえることはできませんでした。お世話になった方々には感謝しかありません。本当に、ありがとうございました。今後も、自分にできる形ではありますが、医療に貢献していきたいと思います。

優秀症例報告賞

壷井 章克
(広島大学病院 消化器内科)

Severe Refractory Diarrhea Associated with COVID-19: A Case Report 
Case Reports in Gastroenterology 18: 318–326, 2024
https://karger.com/crg/article-pdf/4242348/000539413.pdf
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受賞者からのコメント:この度はこのような名誉ある賞に選考していただきありがとうございます。学会理事長の永原章仁先生、選考委員長の山本博徳先生をはじめ、関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。また、本症例報告の作成にあたりご指導いただきました岡志郎教授、ならびに共著の先生方に深く感謝申し上げます。今後も消化器病学・内視鏡医学の発展に微力ながら貢献できるよう、より一層精進して参りたいと思います。

奨励賞

新井 絢也
(東京大学大学院医学系研究科 消化器内科学)

The Association between Diverticular Rebleeding and Early-Morning Blood Pressure and Surge: A Prospective Observational Trial 
Digestion 104: 400–408, 2023
https://karger.com/dig/article-pdf/4112265/000531099.pdf
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受賞者からのコメント:この度は、名誉ある日本消化管学会奨励賞を頂き大変光栄に存じます。学会理事長の永原章仁先生、選考委員長の山本博徳先生をはじめ、関係各先生方に厚く御礼申し上げます。また本研究にあたり御指導を賜りました、新倉量太先生、山田篤生先生、藤城光弘先生ならびに共著の先生方に厚く御礼申し上げます。今回の受賞を励みとし、より一層、研究及び臨床に邁進する所存です。この度は、誠に有難う御座いました。

奨励賞

竹原 悠大
(広島大学病院 消化器内科)

Usefulness and Educational Benefit of a Virtual Scale Endoscope in Measuring Colorectal Polyp Size
Digestion 105: 73–80, 2024
https://karger.com/dig/article-pdf/4187273/000533326.pdf
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受賞者からのコメント:この度は、このような素晴らしい賞を頂き、大変光栄に存じます。本論文作成にあたりご指導を賜りました山下賢先生、岡志郎教授をはじめとする全ての先生方に心より感謝申し上げます。本研究では、内視鏡画面上に腫瘍径測定のための仮想スケールを表示することができるバーチャルスケール内視鏡に関して、実際の腸管内での有用性とその教育効果を報告いたしました。今後もこの賞を励みに、一層精進して参ります。

最優秀サイテーション賞
(Original部門)

 

中島 寛隆
(公益財団法人 早期胃癌検診協会)

Clinical Evaluation of Computer-Aided Colorectal Neoplasia Detection Using a Novel Endoscopic Artificial Intelligence: A Single-Center Randomized Controlled Trial
Digestion 104: 193–201, 2023
https://karger.com/dig/article-pdf/4112065/000528085.pdf
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受賞者からのコメント:最優秀サイテーション賞を賜り、厚く御礼申し上げます。大腸内視鏡AI による腺腫発見率の向上をテーマとした本論文が、多くの研究者より関心を集めたことは望外の喜びでございます。共著の先生方、そしてこの研究にご協力いただいた全ての皆様へ心より感謝を申し上げます。今後は、更なる研究の深化と共に若手研究者の育成にも力を尽くして参ります。ありがとうございました。

最優秀サイテーション賞
(Review部門)

 

安藤 朗
(滋賀医科大学 医学部内科学講座)

Alteration of the Gut Microbiome in Inflammatory Bowel Disease
Digestion 104: 16–23, 2023
https://karger.com/dig/article-pdf/4111815/000525925.pdf
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受賞者からのコメント:このたび2024年度「最優秀サイテーション賞(Review)」をいただくことになりたいへん光栄に存じます。このReviewは滋賀医科大学消化器内科における腸内細菌研究の集大成として執筆いたしました。日々の研究と診療において多くの支えをいただいた教室員、指導してくださった先生方に心から感謝申し上げます。この受賞は、私一人の力ではなく、周囲の皆様と共に歩んできた成果であると深く感じております。今後も消化管分野の発展に貢献できるよう、一層努力を重ね、知識と技術の向上に努めてまいります。引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。