日本消化管学会パブリックコメント公募のご案内『大腸憩室症(憩室出血・憩室炎)ガイドライン改訂第2版』
2025年7月1日
日本消化管学会では、『大腸憩室症(憩室出血・憩室炎)ガイドライン』(2017年発刊)の改訂を、2023年度より進めてまいりました。
2017年の初版刊行以降、わが国からは急性下部消化管出血や大腸憩室出血に関する多数の臨床研究が報告されており、その疫学、診断、初期対応、大腸内視鏡の施行タイミング、内視鏡的止血術の有効性などに関して新たな知見が蓄積されています。 また、大腸憩室炎に関しても、近年は欧米およびアジア諸国から抗菌薬の使用に関するランダム化比較試験が複数報告されており、これまでの慣習的な治療方針の見直しが進んでいます。実臨床においても、大腸憩室疾患の発症頻度は依然として高く、診療の質と効率の両立を図るうえで、より実践的な診療指針の整備が求められています。
つきましては、会員の皆様から広くご意見をお寄せいただきたく、『大腸憩室症(憩室出血・憩室炎)ガイドライン改訂第2版』パブリックコメントを募集致します。
ガイドラインの草稿はマイページログイン後、下記URLよりご確認ください。
https://mypage.jpn-ga.or.jp/news/11299/
ガイドライン委員長 片岡 洋望
ガイドライン小部会
委員長 永田 尚義
副委員長 市田 親正